基礎練習の大切さ
自分のかわいい教え子に金賞をとる喜びを教えたい
でも何から手を付けていいのか分からない
✔ステージに乗るためになんとか曲を形にすることで精一杯
✔コンクールで金賞をとるのなんて夢のまた夢
吹奏楽なんて詳しくないけど、やる気はある!
私も初めはそうでした。
今回は吹奏楽部の指導者として、顧問として、
演奏面の指導で最も大事なこと
をお伝えします!
それは、基礎を怠らず、根気よく基礎練習をすることです。
曲を仕上げることに気を取られがちですが、
どの曲も基礎を応用したものが組み合わさってできています。
基礎練習は同じことの繰り返しだし、
長いし、疲れるし、、、
だったら曲の練習したほうがいい!
と考える生徒たちはたくさんいます。
たしかに、曲に時間をかければ完成度は上がります。
でも、基礎を怠ると上達に限界があります。
たくさんの曲を抱えていても、
プロの方は基礎を必ず行います。
全国で金賞を当たり前のように毎年とる強豪校は、
1日の練習時間のうち半分も各パートや合奏で基礎練習を行う日もあります。
そんなに長く基礎練習してると集中力が切れそう!
生徒たちは絶対に嫌がる!
時間がもったいない!
と思う方も多いと思います。
そこで、基礎練習の代表的なメリットをご紹介します!
✔パートで音色や音程がそろってくる
✔芯のある美しい音が当たり前に出せるようになる
✔息の使い方やお腹の使い方が分かるようになる
などがあります。
特に一番最初にあげたメリットは、
時間をかけないと習得できません。
音色や音程はコンクールにおいて
重要な審査ポイントの一つなので、
基礎ができているかできていないかは一目瞭然です。
コンクールで審査員をする先生方は、曲の冒頭を聴くだけで
基礎ができているかどうかが分かってしまいます。
音色や音程が合っているだけで
審査員の先生方はいい印象をもってくれます。
そう、私たちが弱小で結果が残せない原因は
基礎練習をないがしろにしていること
だったのです。
金賞への第一歩は基礎練習!!!
確実に金賞へ近づくために、まずは基礎練習の時間をいつもより長くとってみてください!